思春期ニキビと大人ニキビ|セルフダーマペンはどっちにもできるのか?

「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」に違いがあるってご存知ですか?
それぞれその名の通りではありますが、ニキビのできる原因は違います。

こちらの記事では、状態の違う「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」に対して、セルフダーマペンは有効なのか?をわかりやすくまとめています。

「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の違いは?

肌トラブル

思春期ニキビができる原因と対処法

原因

思春期ニキビは10代の頃の成長期の段階で、皮脂の分泌が活発になり、毛穴が詰まることが原因と言われています。
ある種、思春期のホルモンバランスが乱れているということです。
顔全体にニキビができ、脂性肌の方に多くできやすいのが特徴です。
思春期ニキビは20代前半頃になると自然に落ち着いてくると言われています。
思春期ニキビができてしまう過程は、下記のようなステップで進んでいきます。

  1. 思春期は男性ホルモンの影響で皮脂分泌が活発になる。
  2. ターンオーバーが乱れて老廃物が溜まる
  3. アクネ菌が増える
  4. ニキビができる

対処法

洗顔

対処法としては、皮脂分泌が活発な状態なので、余分な皮脂を洗い流し、肌を清潔に保つことです。
しかし、炎症を起こしているような赤ニキビや黄ニキビの場合は、洗いすぎが逆に刺激になってしまう可能性もあります。
面倒くさがらずに、泡立てネットを使って、泡でつつみ込むように洗ってあげてください。
「泡で洗う」です。
手がお顔に触れないよう、弾力の泡で洗うような気持ちで洗顔を行なうと良いでしょう。
また、洗顔後は、タオルで水分を押さえるようにふき取って、肌をこすらないように気をつけましょう。

食事については、脂っぽいものや香辛料などの刺激の強い食材を避けて、野菜中心の食生活にするよう心掛けると良いでしょう。

大人ニキビができる原因と対処法

原因

大人ニキビは思春期を過ぎてからできるニキビで「吹き出物」とも呼ばれていますね。大人ニキビができる原因としては、乾燥、睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、また生理によるホルモンバランスの乱れなどがあげられます。

乾燥年齢とともに肌は乾燥しやすくなります。正しいスキンケアができていないと、余分な角質がたまり、毛穴が詰まりやすくなり、大人ニキビの原因となります。
睡眠不足
ストレス
食生活の乱れ
仕事が多忙になると、生活リズムが乱れがちになります。
そうするとターンオーバーが乱れてしまい、古い角質が毛穴に詰まってしまいます。
生理によるホルモンバランスの乱れ生理前は皮脂の分泌が多くなり、肌が脂性肌に傾きがちです。また、角層を厚くするプロゲステロンが多くなるので、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなります。

たくさんの要因が複雑に絡み合って大人ニキビができてしまうので、大人ニキビは日頃の生活習慣を見直す必要性もありますね。

対処法

対処法としては、一番は生活習慣を見直すことです。
具体的にどのようなことをやっていけば良いのかというと、まずは良質な睡眠をとること
食事は寝る前の3時間前に済ませるのが理想です。また、ノンカフェインの温かい飲み物を飲むと内臓が温まって、安眠効果を高めてくれます。
もちろん、寝る前にスマホを見るのはNGです。
ヒーリングミュージックと呼ばれるリラックスできる音楽を聴くのも良いとされています。

食事は野菜中心のバランスの取れた食事がおすすめです。
ビタミンA・B・C・Eは意識して摂るようにすると良いと言われています。
逆に避けたい食べ物は、香辛料などの刺激物や脂質、糖質が高いもの。これらは皮脂分泌を活発にさせてしまう原因となるので避けた方が良いでしょう。

毎日のスキンケアの基本は、洗顔、保湿、紫外線対策です。
洗い残ったメイクもニキビの原因となりますので、メイクしたまま寝るなんて絶対にNGです。
洗顔後は、水分と油分のバランスを補うため、しっかりと保湿をしましょう。
考え方によっては、脂分が多いならクリームは使わない方が良いかなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、化粧水だけで十分ではなく、はすぐに乾燥してしまい、逆にニキビを作る原因となってしまいますので、化粧水の後は乳液かクリームでしっかり保湿成分を閉じ込めてください。

また紫外線によって皮膚のバリア機能が低下し、肌は乾燥してしまいます。乾燥により毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが悪化しますので、日中お出かけの際は、日焼け止めを塗り、紫外線から肌を守りましょう。

思春期ニキビにも大人ニキビにもセルフダーマペンはできるのか?

結論から申しますと、思春期ニキビ、大人ニキビどちらにおいても、顔全体に赤・黄ニキビがある方には、セルフダーマペンはおすすめできません。
白・黒ニキビや、赤・黄ニキビが数個できてしまっている程度なら問題ないと思いますが、顔全体に炎症の強いニキビが出来てしまっている方は、まずは皮膚科で診てもらって、その炎症を抑える治療をしてもらった方が良いでしょう。

セルフダーマペンによって、ニキビを悪化させてしまったら元も子ありません。
また、セルフなので、悪化しても自己責任です。
炎症が強いニキビの方は、まずは皮膚科を受診しましょう。
【関連記事】~セルフダーマペンの前に~ニキビができる原因と治し方を知っておこう

まとめ

思春期ニキビでも、大人ニキビでも、炎症性のニキビにセルフダーマペンをすることはおすすめできません。
数個あるくらいだったら避けることもできますし、肌とダーマペンを消毒してあれば大丈夫だと思いますが、顔全体に炎症性のニキビができてしまっている場合は、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。
自己判断でセルフダーマペンを行なうのは避けて、まずは皮膚科を受診しましょう。
ニキビの状態が落ち着いてきたら、ぜひセルフダーマペンにトライしてみてくださいね。
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