薄毛改善にはセルフダーマペンの針の深さは何ミリに設定する?

ダーマペン

セルフダーマペンは、機種によって異なりますが、針の深さを0.25㎜~3㎜まで設定することができます。
しかし、薄毛の治療には何ミリに設定するのがベストなのでしょうか?

その答えは、1.5㎜です!

こちらの記事では、日本ではセルフダーマペンでの薄毛治療はあまり浸透していないので、海外の記事などを参考に、薄毛の治療には、なぜ1.5㎜の深さに設定するのが良いのか?をわかりやすく解説しています。

「セルフダーマペン頭皮」針の深さは1.5㎜が一般的

海外のサイトを色々調べてみた結果、薄毛の改善を目的としたセルフダーマペンを行なう場合、針の深さを1.5㎜に設定するのが一般的だそうです。
その理由としては、まず、下記の図をご覧ください。

引用:株式会社ナノエッグ

皮下組織を除いた頭皮の厚さは、平均約2㎜です。
毛包は1~2㎜の深さの間の真皮内にあり、真皮内の細胞を活性化させるにはセルフダーマペンの針を1~2㎜の深さまで刺す必要があります。

初めから1.5㎜に設定することに不安がある方は、0.5㎜、1㎜、1.5㎜…と徐々に深さ設定を上げていくと良いでしょう。

頭皮に表面麻酔を使うことはできないので、1.5㎜に設定すれば麻酔なしでも耐えられる痛みだと思います。

私自身、表面麻酔を使用せずに顔のセルフダーマペンを行なっています。
気になる毛穴の部分は2㎜の深さに設定しますが、かなりの痛みを伴います。
汚い話ですが、鼻水や涙が勝手に流れ出てきます。
麻酔なしですと、それくらい痛いです。

ですので、表面麻酔なしの頭皮への治療は、最低でも1.5㎜には針の深さを設定して、効果を実感するためには、3~4週間に1回のペースで、5回以上は継続して治療をすることをおすすめします。

どうして針の深さを1.5㎜にすると良いの?

1.5㎜の深さまで針を刺せたということは、真皮にまで針が届いたことになります。
それによってのメリットは2つあります。

メリット①

針で無数の孔を頭皮にあけることにより、皮膚にダメージを与えた状態になります。
その皮膚を修復する過程で、大量のコラーゲン生成が促進されます。
人間の自然治癒力により、毛髪の成長サイクルを調整します。

メリット②

1.5㎜の深さの無数の孔があいた状態の頭皮に、ひまし油、グレープシードオイルなどを塗布することで吸収性が向上します。
ダーマペンを使用しない状態だと、表皮から浸透させるような形になりますが、ダーマペンを使用することで、直接、毛包のある真皮に有効成分を浸透させることができるので、効果にも期待できます。

「セルフダーマペン頭皮」治療間隔は?

針の深さを1.5㎜に設定している場合は、3~4週間おき、0.25~0.5㎜程度の深さであれば1週間おきに行なっても良いそうです。
これは、顔に対する治療でも同じです。

全く初めての方は、浅めの0.25㎜からスタートするのではないかと思いますので、その際は1週間あければ2回目の治療ができます。
この間隔で、最低でも5回以上は継続しましょう。

効果はどれくらい持続するのか?

海外のサイトをみると、5回を1クールとして行なった後、4~6週間は持続可能ということが書いてありました。
ですので、1~2ヶ月後には、追加の5回のセルフダーマペンを実施するということになります。

肌もそうですが、髪の毛も永遠に同じ髪の毛が頭皮にあるわけではありません。人間はターンオーバーというのを繰り返していますので、美容手術でもないですし、治療の効果は永遠に続くものでもありません。

お休みをはさみながら、長く継続できることで治療効果も得られるものだと思います。
美は一日にしてならずです!
根気よく続けていくことが大切ですね。

私の顔でのセルフダーマペンの体験としては、1回目でも顔のハリ感や、皮むけが終わった後の肌のなめらかさは実感できました。
実際に写真を撮って比較してみた時に、3回目にして、きちんと肌の変化を実感することができました。
それ以降は、期待しかないので、自然と継続ができましたよ。

【参照記事】【リアルな感想】セルフダーマペンで “My M” を使用した結果

まとめ

セルフダーマペンで薄毛の治療には、1.5㎜の深さに設定するのが良いのか、おわかりいただけましたか?

毛包は1~2㎜の深さの間の真皮内にあり、真皮内の細胞を活性化させるにはセルフダーマペンの針を1~2㎜の深さまで刺す必要があるからです。

ダーマペンを1.5㎜の深さまで刺せたことでのメリットはこちらです。

◉ 人間の自然治癒力により、毛髪の成長サイクルを調整
◉ 表皮に直接栄養オイルを塗布するだけより、ダーマペンを使用することで、毛包のある真皮に有効成分を浸透させることができる

薄毛でお悩みの方、もう諦めてしまっている方、セルフダーマペンという選択肢をご存じでなかった方、この機会にセルフで育毛・発毛ダーマペンを行なってみてはいかがでしょうか。

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